- 2020-6-8
- 投資・FX・バイナリー, 副業の思考
今日は、「投資による不労所得は無視するべき理由」
というテーマでお話をしたいと思います。
たぶん、そろそろ、私の身近なところからも該当者が出て
きそうなので、先に注意しておこうという意味もある動画
となっています。
まず、「労働してお金を稼ぐ」のと「何もしないでお金が入る」
のであれば、誰だって何もしないでお金が入るほうがいいに決まっています。
これは、人間であれば当たり前の感情です。
しかし、この味を占めて投資による不労所得のほうに
自分の全意識をフルベットしてはいけないという事です。
いわゆる、ハマるってやつですね。
とくにこれは、不労で得る金額が大きくなればなるほど、
起こり得る現象で、例えば、朝から晩まで働いて月30万円の
給料の人が、同じぐらいの金額を不労所得で手に入れたとしましょう。
すると、どういう事が起きるかというと、その朝から晩まで働く
仕事が嫌になってしまい、自分の意識を不労所得のほうへメイン
に向けてしまい、こちらを強化しようと思ってしまうわけです。
なんとなくわかりますよね？
私の実体験を交えてお話するのであれば、2017年頃の仮想通貨の
全盛期に私は仮想通貨に投資をしていました。
あの頃は、「爆上げ」なんていう言葉が誕生するほど、仮想通貨は
日々、暴騰していました。
そんな時代ですから、私も1日に100万円増えるといった事を
経験しています。
でも、こうなってくると、どういった事が起きるかというと、
全意識を仮想通貨に向けてしまうわけです。
とにかく金をかき集めて仮想通貨に換金したいとか、仮想通貨
情報の為ならどこへでも足を運ぶとか、もう自分の生活の中心が
仮想通貨中心になるというか、まさに自分の人生をフルベット状態
という感じです。
とくに、仮想通貨の場合は、「今しかない」という気持ちもあった為、
かなり焦りもあった部分は今思えばあったかもしれません。
しかし、そんな矢先、あれは忘れもしない2018年1月、あなたも
ご存知のとおり、仮想通貨は大暴落してしまうわけです。
私の場合、参入したのが比較的速かったので、大暴落して、すごく
損をしたという事はなかったのですが、それでも、一度、手に入れた
ものを失うのは精神的にかなりのダメージを負いました。
とくに、数十万とか数百万ではなく、普通にいいマンションが買える
ぐらいの金額が消滅したわけですからね。
そして、この時のダメージを負った理由の1つに、時間も失ったと
いう事もあります。
そう、いくら、何もせずに増えるとはいえど、当時、僕の意識は仮想通貨
にフルベットされていたので、いろいろと調べたりとか、足を運んだりとか
こういった事にかなりの時間を割いていたのは事実です。
このように、費やしてきた莫大な時間が無駄になったというか、
「結果として何も残らなかったな。」とダブルのダメージを負ったわけです。
もしかしたら、この「時間」に関しての感覚は、わからない方も
いるかもしれないので、すごくわかりやすく説明するのであれば、
１、時間を使わずにお金が増える
２、時間を使ってお金が増える
３、時間を使わずにお金が減る
４、時間を使ってお金が減る
このように、見るとわかりやすいですね。
時間とお金の関係で見た場合、最も最悪な状態が４なのです。
この時は、3ヶ月ぐらい死んで、1年間ぐらいは後悔を
ひきずりましたね。
昔、こう女性と付き合ってフラれる時とかも、1ヶ月ぐらいで回復
していた記憶があるので、僕の人生の中では、あれが史上最高クラス
の精神的ダメージだったのではないでしょうか？
そう、そんな私のしくじりから得た教訓は
100％確実ではない事に対して100％の意識を向けるべきではない。
という事です。
そんな事を言ったら、
「投資に限らず100％確実な事などない。」
と突っ込まれそうなので、さらに補足するのであれば、
自分でコントロールできない事に対して100％信頼するべきではない。
という事です。
このように、あの一件以来、僕の考えは変わって、投資による
不労所得は、金額の大小に限らず、オマケというか、いい意味で
意識を向けない・期待しない・頼らないという考えを持つようになりました。
もちろん、それが本職の投資家の方は、それに100％意識を向けると
いう事は大切かもしれませんが、
僕達みたいな、これがメイン収入という形ではなく2本目の柱や副業と
いった形で取り組まれている方は、不労所得はそれはそれで嬉しいけども、
それだけに意識を向けるのではなく、空いている時間は別の自分の資産に
つながるような事にも時間を使っていくという考えが大切です。
絶対に。
