副業であったとしても、余剰資金がある事に越したことはない。
そこで、今回の記事では、副業でも融資を受ける事は可能なのか?
というテーマでお話をしていきたいと思う。
まず、結論からいうと、副業でも融資を受ける事は可能である。
これは、実際に日本政策金融公庫に電話して確認済みだ。
日本制作金融公庫には、新創業融資制度という融資プランがある。
これは、新たなに事業を始める人の為の、
設備投資や運転資金を対象に融資を行ってくれる制度である。
そして、すでに始めている場合でも2年以内
であれば、適用対象となる。
そして、これの特徴として、
原則、無担保無保証人の融資制度であり、
代表者個人には責任が及ばないものとなっております。
という表記がある。
これは、つまり、法人として融資を受けた
場合、事業失敗における返済義務が代表者
(社長)個人に及ばないという事である。
まさにノーリスクといえる最高の融資制度だ。
このような好条件であるこの新創業融資制度
を利用しないのは非常にもったいない事である。
しかし、多くの方は、副業を軽視している。
副業であったとしても、ビジネスという認識を持つべきだ。
もちろん、この新創業融資制度は法人では
なく、個人事業主としても申込む事が可能である。
ただし、個人事業主の場合は、借入人が個人に
なる為、事業に失敗しようが、返済義務は発生する。
その為、法人として申し込んだほうが、リスク
がないという部分は否定できない。
法人化するというと、ハードルが高く思われ
がちだが、合同会社という形態であれば、
60,000円~設立する事が可能だ。
リスクを削りたい場合は、法人として申し込む
か、融資が通るなら事業をする(法人設立)と
いう流れで話をしてみるのもありだ。
では、最後にこの記事では、実際の融資までの
流れを記載しておこう。
実際の融資までの流れ
①あなたが行う予定の副業もしくは、
行っている副業をこちらの借入申込書と
創業計画書に当てはめて記入する。
②それをあなたがお住まいの
管轄の日本制作金融公庫に持っていく。
③持参した日又は後日、融資担当者との
面接が行われる。
④その後、電話でのやり取りと仕事場所
(自宅可)への訪問が行われる。
⑤審査に通過すれば、契約書を交わして、
後は、あなたが指定した銀行口座に融資代金が入金される。
基本的にはこのような流れとなっている。
あなたが思っているよりはハードルは高くない
ので、融資を希望する方は試してみるといい。